木曽川染絨

カシミヤシルクリブ クルーネック長袖インナー 3色

リヨセル/カシミヤ/シルクを使用した素材で、マシュマロの様な肌心地の長袖Tシャツです。滑らかで優しい風合いが肌を包み込みます。リブ組織の生地なので、ヨコ伸びがあり締め付けがないのもポイントです。衿は伸縮のあるバイカラーテープを使用しており、袖口と裾はメロー仕上げのため、ストレッチ性があり細部にも着やすさを追求しています。

色は「アカネ」「ログウッド」「ラックダイ」の3色からお選びいただけます。(ご購入の際は必ずオプションからお選びください)
それぞれ色の特徴は以下の通りです。

アカネ
ほんのりと優しいピンクです。

ログウッド
豆科の植物から抽出した優しいブラウンです。

ラックダイ
優しいラベンダーカラーです。

色: アカネ
¥16,800
税込
商品詳細
【素材】
リヨセル:88%、カシミヤ:4%、シルク:4% ポリウレタン:4%

【サイズ】
着丈58㎝ 肩幅34㎝ 身幅37㎝ 袖丈58㎝
※写真のモデルの身長は163㎝です

【原産国】
日本

【素材・技法について】
リヨセル
テンセル同様、木材パルプから作られ、土に埋めておくと分解され土に還るサスティナブル素材。保湿性が高くシルクのような光沢感があり、生地がとても柔らかいことが特徴です。

Botanix
植物染料を 100% 使用して染めたナチュラルで奥行きのある色合いが特徴。植物の持つ本来の力を取り入れることで、安らぎを感じることができます。環境や人の身体に優しいサステイナブルな染色技法です。
伝統的な染色技法である「草木染め」を取り入れた木曽川染絨独自の技法です。

草木染め
自然の草木から染料を抽出した環境にやさしい染色方法です。天然ならではのナチュラルな色や風合いを生み出し、安らぎを感じることができます。

「kisoの草木染め」の魅力
高い安全性:草木染めは自然界の物を使って染めるため、安心して着用できます。
環境への優しさ:kisoは自然由来の染料を使用するだけでなく、オーガニックコットンやリサイクルポリエステルを使用した、サスティナブルな製品です。
奥行きのある色合い:お洗濯するごとに経年変化を楽しめ、自分だけの一着に仕上がっていきます。

注意事項
【商品に関する注意事項】
草木染めには色のムラ感があり、部分的にパッチワーク調に見える場合があります。
また、天然由来の染料を使用しているため、繰り返し使っていくうちに色落ちしやすいです。
一定時間光が当たり続けると著しく色が変化していくものもあるため、洗濯絵表示をよくご確認の上、日陰干しでお取扱ください。

【注文受付から発送までの日数】
5~6営業日

【発送地】
岐阜県

この商品の送料は料金表Aです。
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この商品は東邦ガス株式会社が販売する商品です。

「現代の草木染め」を実践する木曽川染絨

『笑顔のあるくらしのために』という合言葉を掲げ、地元で作られた素材を使って、四季折々の自然な色合いが魅力の『KISO TEXTILE』というテキスタイルブランドを開発しています。あくまで染色加工がメイン事業ですが、『kiso natural dye』というプロダクトブランドも展開するなど、自然や人にも優しいサスティナブルで多彩なものづくりを行っています。

こだわりと今後の展望
木曽川染絨では「水の消費量を減らす」「水を汚さない」「CO2を出さない」ものづくりを心がけています。そのために、機械の燃料を石油からガスにし、最新の設備を導入して少ない水で染色し、排水濾過システムを経た綺麗な水を放流しています。これも全て『笑顔のある暮らしのために』。つまり人が幸せになってほしいという想いからです。製品開発にもその考えを反映させており、シルクやカシミア、テンセルなどの生地に草木染めを施した部屋着やインナー商品を展開しております。

「草木染め」とは?

「草木染め」はその名の通り、草木などの天然素材から作った染め液(天然染料)で糸や布などを染める技法のことを指します。代表的なものとして「藍染」「紅花染」「柿渋染」などが草木染めとしてあげられます。化学(合成)染料を使用していないため、環境に優しいのが特徴です。
草木染めの大きな特徴は、経年変化によって生地の色合いが変わるところです。使い込むほど味わいや渋みがでるので、長く愛用することで「育てる楽しみ」があります。

草木染めの歴史
草木染めの歴史は古く、中国では紀元前3000年頃、ヨーロッパやインドでは紀元前2500年頃からその技法が使われていたようです。日本では紀元前1400年頃前の縄文時代から使われてきたとされており、その頃は植物や貝で染色していたのだとか。
草木染めは昔から高価なものとして取り引きされており、特に「紫色」の草木染めは貴重でした。冠位十二階において最高位とされるのが紫色というのは有名ですが、江戸時代では紫の草木染めは庶民には手が出ない憧れのものだったようです。

「草木染め」の染色技法とその魅力

草木や自然由来の素材で染めたものを「草木染め」と言います。木曽川染絨ではログウッド、ザクロ、桑の葉、丁子、柿渋、玉ねぎ、アカネ、ラックダイなどの素材を草木染めで使用しています。ただ、草木染めは化学染料と比べると染色時間が長く素材によって着色にばらつきが出ます。また水質によっても染まり具合が変わってきます。このように草木染めはとても難しい技法なのですが、木曽川染絨が染色に使っている地元の地下水は草木染めと相性が良く、しっかりと色がのった染めを行えています。

草木染めの魅力
地下水は草木染めとの相性が良いのですが、やはり化学染料と比べると着色にばらつきが出てきます。逆を言えば「世界に一つだけの製品」を作れるのが草木染めの魅力です。天然染料は自然の植物から色素を排出するので、煮煎じたときの排水や染色後の排水が環境を傷付けることはありません。また、化学染料は扱い方によっては人的な被害を起こす可能性があり、天然染料を使うことは染色に携わる人々の健康を守るということにもつながっています。